仮想通貨ニュース:2018年3月29日7:00
Game Giant Unity to Work With Kik’s ICO Token
ゲーム業界大手unityがKikのICOトークンが使えるSDKを開発
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Kin財団は、ゲーム開発者が仮想通貨Kinを広めて行くことを支援するため、業界の巨大企業であるUnity Technologiesの支援を受けたことを発表。
Unityは、開発者が使用できる人気のあるゲームエンジンのメーカーです。 Unityのエンジンで構築された有名なゲームには、Cuphead、PokémonGo、Kerbal Space Programなどがあります。
unity社はKin社の「デジタルサービスとアプリケーションのための分散型エコシステム」の最初の参加者です。Kin社はメッセージアプリケーション会社のKikによって創設され、KinトークンのICOにより昨年9800万ドルを調達しました。
財団はUnityの協力を得て、何百万人ものUnity開発者が自らの設計に統合可能なゲーム専用のSDK(ethereumとstellarのブロックチェーンで提供される)を開発すると発表しました。
KinのパートナーシップのEVPであるDany Fishel氏はインタビューで、「SDKを使用することで、すべてのゲーム開発者がkinトークンやブロックチェーン技術を組み込んだソフトウェアデザインが可能になる」と述べました。
具体的に言えば、これはKinチームが開発者のためにウォレットとマーケットを提供することを意味するとFishel氏は説明します。
ベータ版を抜けた後、SDKはオープンソースとなり、Unity Assetストアで利用できるほか、GitHubで共有されます。
財団はこのSDKが「開発者に収益化の為のツールをもたらす」ことを強く意識しており、3つの特定のユースケースを容易にします – その1つ目はモバイルゲーム内でのピアツーピアによる価値の交換です。
その例えとして、Fishel氏は、プレイヤーはゲームレベルやその他の機能のロックを解除することについて、彼らが “共有できる知識をお互いに提供し合う”ことができると言いました。
このSDKは、バグ報告やフィードバックの提供によって、「アプリの良い市民である」という報酬を開発者がユーザーに与えることができます。
同様に、SDKは調査を完了するために報酬を与えてプレーヤーと対話てきるようにすることで、別の収益化手段を提供することもできます。
Fishel氏はまた、財団がなぜ、Kinのエコシステムの理想的な参加者としてゲーム業界を見ているかを語りました。
「一般にゲーマーたちは、すでにデジタル通貨を理解しています」と彼は説明しています。 「ゲームデベロッパーは技術を採用する最初のものであり、イノベーションを採用する最初のものでもあるため、仮想通貨を支持する非常に自然な聴衆であると見ています。
Fishel氏によると、ゲーム界へのKinの進出は、より大きな創造の始まりに過ぎないという。
開発者はゲームの中で仮想通貨を提供しますが、より多くのパートナーがゲーム内に来ると、ユーザーは最終的にゲームの外でそれを使うことができます。
Fishel氏は、次のパートナーが誰であるかを明らかにすることはしませんでした。